まだ大通り沿いで高い家賃を払い、車を並べて売りますか？
— kamax 8430 (@8430Kamax) 2017年10月6日私は関西に住んでおります。
かつて「車屋通り」と称された国道の一帯が、大阪にはあります。
大阪には現在も松屋町筋に、「バイク通り」
がありますが、この倍の規模で先述の通りは
ありました。
今から20年以上まえには、カーショップが並んで、大盛況でした。
「車を買うなら、まずあそこへ行かないと！」
そんな場所でした…。
それが現在は、
何件か入れ替わって、またカーショップは
あるのですが、
ほとんどはさら地になり、違う業態の店が
並んでます。
酷いのは、何件かまた跡地に別のカーショップが入って、
潰れたのか、廃車同然の車を何台か置いたまま、柵が閉まってネットが全体にかけられた
状況になっているのです。
容易に想像が付きます。
「家賃を踏み倒して、逃げたんじゃ!?」
かつて栄華を極めたこの通りが、現在この有り様です…。
同じ車業界の人間として、悲しい限りです。
しかし数件のカーショップは、現在もこの通
りで何店舗かの展示場を経営し、
雑誌にもデカデカと広告を載せています。
二極化の時代… なのでしょうか？
現在酷い状況で店舗をそのまま置いている
カーショップのオーナーは、
おそらく最初に店を出す場所を
この大通りにしたのではないでしょうか？
「この大通りで車屋出したら、絶対売れるで！」
最初は目新しさもあり、売れたかも知れません。
「これからもバンバン売るで、なんせ"車屋通り"やからな、ボロ儲けや！」
とか言いながら、近所のキャバクラで調子付いていたのでは？
あとは、最初ちょっと調子が良いと、
すぐに自分用のベンツを買う…。
こんなオーナーが想像出来ます。
あなた、違いますよね？
売れる、もしくは残るカーショップは、
ちゃんと「仕組み」があります。
今現在、この大通りで経営を続けているカーショップは、専門店も多いです。
では、みんな専門店にすれば経営が続けられるのか？
それもちょっと違います。
みんなが専門店化したら、その専門車種で
淘汰されていきます。
じゃ、どうすれば良いのか？
「売り方」 を変えて下さい。
「サービス」 を変えて下さい。
「マーケティング」 を学んで下さい。
ことこの車業界には、昨今から私が学んでいる、
「マーケティング」
という概念がほとんど無いような気がします。
今後、このブログでひとつひとつその概念を
紐解いていきます。
ご期待下さい。
