「攻めるね~、関西マツダ」
— kamax 8430 (@8430Kamax) 2017年10月6日皆様、「ディーラーの中古車販売店」は、
どう思いますか?
〇メーカー保証があり、安心出来る
〇メーカーの整備が受けられて、安心
〇無事故車、低走行の車が多い
〇アフターフォローもしっかりしている
〇新車を買った客と同じ待遇で接客される
〇店へ行って点検を受ける度に、整備記録簿が発行される
〇広い店内で待ってる間、コーヒーやお菓子など、何回も出してくれる
メーカーディーラーで中古車を買うと、上記の様なメリットがあります。では、デメリットはどうでしょうか?
〇車体価格がそもそも高い
〇諸費用も高い
〇新古車と中古車の価格差がそれほどない
〇ほぼメーカーの中古車しか選べない
〇値引きに対しては渋い
〇来店客が多く、待たされる
〇手続き書類が多く、書かされるので面倒
そんな所だと思います。
ちなみに、私の車は現在、トヨタディーラーで中古車を買いました。「T-value 」ですね。やはり上記の様な、メリット、デメリットがありました。一般の中古車店よりは基本的に高いです。ただ、DMもよく来ますが、アフターフォローは手厚いと思います。何故メーカーの中古車店で車を買ったのか?私が中古車販売店の出身であることは隠して、メーカーのサービスとはいかほどか!?知りたかったのです。あとは、私がいない時でも、妻が一人で店に行けるな~と考えたからです。
そんな中、リサーチ中に、明らかに異色なディーラーの中古車販売店を見つけました。
「関西マツダ」なんですが、「ユーカーランド」という店名で中古車販売店を展開しています。
どこのメーカーも、自分のメーカーの中古車を販売することがほとんどです。新古車の販売も多いですが、展示車などを販売に回しているのだと思います。
比べて、この「関西マツダ」は、ある地域の店舗に限り、まるでメーカーとは関係無いラインナップの中古車を揃えています。
MINIクーパー、アウディ、フィアット、ベンツ、VW 、アルファロメオなど、外車を多く揃えていました。しかも、コンパクトカー中心です。これは、土地柄でしょうか?よく外車が売れる地域なんでしょうか?
しかも、外車だけではありません。H8年のマークⅡワゴン、H6年のジムニーなど、なかなかマニアックな中古車も展示しています。ディーラーのラインナップとしては、かなり珍しいのではないでしょうか?
そして、こういった中古車には「別途整備費用」がかかる事を条件としています。その上で保証をうたっています。これは、納得できますよね。よくある、「コミコミ総額〇〇円」という店より、しっかり保証してくれそうな気がして。少々高くても、お金がかかる理由が説明されていれば、かえって納得も出来て、信頼出来るのです。
また、外車でも、同じ車種や同じメーカーの車を揃えているので、決して下取り車体ではなく、ちゃんと仕入れて販売しているのだと思います。
「攻めて」ますよね、関西マツダ。大阪のユーカーランド。
全国的にも珍しいのではないでしょうか?メーカー傘下の中古車販売店が、これほど他のメーカーの中古車を展示しているのは。
この「攻めの姿勢」、良いと思います。
別にメーカー傘下だからとか、ディーラーの中古車販売店だからとか、関係ないのです。
「中古車販売店である」というポジショニングを取れば、どこのメーカーの中古車を扱おうと問題ないのです。
その店舗の販売担当者の方も、マツダの社員でしょうが、「中古車販売店のカーアドバイザー」というセルフイメージが強いでしょう。
これは、関西という土地柄でしょうか?マツダに限った事でしょうか?
その店舗に行ったことはありませんが、販売担当者は、「カーアドバイザー」として、自信を持って接客されると思います。外車や、マニアックな中古車に関しては、きっちりと説明をして、整備費用を別途頂く。実際、売り上げもあると思いますよ、この店は。
メーカーの中古車販売店だから、〇〇専門店だからなど、提供側が自ら商品を絞り込む必要はないのです。もっと広い視野でポジショニングを取れば、展示車のラインナップも変わるのです。
セルフイメージも大事です。自分を「カーアドバイザー」と定義すれば、他のメーカーの中古車でも、マニアックな車種でも、販売できるのです。
この、関西マツダの「商人根性」を
見習いましょう。