車さえ売れたら、という「マインド」
— kamax 8430 (@8430Kamax) 2017年10月6日皆様、本日はリサーチ中に、
「国民生活センター」のHPを見ました。
今までの苦情とはレベルの違う案件、正直目を疑いました。あえて「輩」と言いますが、こういう輩が、我々の業界を苦しめているのです。私は憤慨しております。
〇納車後、バンパーにキズが発覚。契約するときには無かったのに。直してと言うと、「修理代は折半で」と言われた。
そこまで利益を取ろうとするのか？気持ちよく今後の付き合いが出来るとは思えません。私なら無償で直します。
〇保証期間内なのに、故障が出て、修理をしてと言ったら、その項目は有償になると言われた。
これが、中古車販売に対する一番多いクレームです。まだ納車して１年未満なのに、なんだかんだ言われて、修理代を取られる。乗り方を糾弾された方も。単なる説明不足です。
〇納車に１週間以上かかって、いざ車が来てみると、ハンドル真っ黒。天井に髪の毛が付いていた。
これは、単なる「店側の怠慢」です。どういう気持ちでお客様が納車に来られるのか、そこが全く分かっていない。
〇30項目の整備点検をするからと、追加で諸費用を払ったのに、オイル交換しかしていなかった。
どこでバレたのか分かりませんが、お客様をバカにし過ぎです。目先の利益を取ることが、どれだけ悪評を広げるか分かっていません。
〇納車後、家までの道中で白煙を吹きエンスト。JAFを呼んで自宅に到着。販売店に言ったが、もう１か月返答がない。
何故返答しないのか？納車帰りという最悪のタイミング。お客様のストレスは計り知れない。私のお客様も似たような事があって、片道150kmを積載車で引き取りに行きました。それが当然でしょう!？
〇車を見に行って、まだどれか決まっていないのに、試しにローン審査させられた。確認の電話に出たら、「本契約」の内容だった。
これは、あり得ません。私も、お客様が「ローン審査に自信がない」と言われれば仮審査しますが、何故車も決めてないのに「本契約」になるのか？
〇110万円で買い取りをしてもらったのだが、3ヶ月後に50万円の修理代を請求された。
これは買い取り店との話し。「よく請求したな」と思います。その場で見抜けなかった査定士の負け。応じる必要はありません。
と、これは「国民生活センター」に相談までされたレベルの案件なので、特に酷い内容です。お客様は大変迷惑されたと思います。
しかし、迷惑されたのはお客様だけではありません。我々車業界にとっても大迷惑な話しです。
私のクライアントを含め、正直に、一生懸命カーショップを運営している方々にどれだけ泥を塗ったか!？こういう輩はほんの一握りです。顔を見て、話しをすれば大抵分かります。
もちろん、商売なので、利益を確保することも重要です。運営が出来ませんから。しかし、何故最初から、なるべく利益を取ろうとするのですか？
「車が売れたら、客なんか戻って来ない」
それは、売る側の心持ちの問題ではないのか？いくらでも売ったお客様にアプローチして、付き合いを続ければいいのです。店側からコンタクトを取らないから、お客様が離れていくのです。
この「国民生活センター」の案件を見ていると、売れたら良い、あとは知らない、という気持ちが露骨に現れています。お客様もバカではありません。見抜きますよ、それぐらい。
売れれば良い、という「マインド」
いい加減捨てませんか!？
