懐かしい写真が出てきました、、。
懐かしい写真が出てきました、、。
私が20代半ばの頃の写真です。
まだジムニー専門店に勤めていた時代です。
最近は入れなくなったと思いますが、京都の木津川沿いに、ある有名な泥々のオフロードコースの様になった場所がありました。
その名も、「流れ橋」、、。
そこを走っている時の写真です、、!
そこは本当に木製の橋がかかっていて、大雨で木津川が増水したときなどは、過去に本当に流れて行ったそうです。
だから、「流れ橋」…。
丸太で組んだ、ノスタルジックな外観もあり、よく時代劇のロケ撮影の舞台なんかにも
使われたりします。
さて、その「流れ橋」の橋脚をくぐると、半分水の溜まった泥ぬたのオフロードコースが広がっていました。
仲の良いお客さんが、この場所が大好きで、
よく仕事の終わった時間に呼ばれたのです。
仕事はだいたい20時に終わるので、大阪からこの「流れ橋」までは、どんなに急いでも1時間半ほどかかります、、。
それでも現地へ行って、夜な夜なこんな泥ぬたのオフロードを駆け回ります。
また、水の溜まった堀が深い!
自慢のジムニーも、すぐにスタックします。
ですから、ここは単独で来るのは禁物。
必ず数台で来て、お互いに助け合わなければコースを出られません。
あっちこっちでスタックしたジムニーを助けたと思ったら、今度は自分がスタックする。
まぁ、「牽引ロープ」の休まる暇が無い!
ただ、この泥ぬたのコースをむちゃくちゃ走って、スタックしたら引っ張って、痛快極まりない!
走った後の爽快感!こんな事が出来るのは、「ジムニー」というクロカン四駆に乗っているから。
仲の良いお客さんと、仕事終わりに「流れ橋」に集まって、夜な夜な泥々のオフロード三昧、、!
ジムニー専門店に勤めていた、20代の私の青春でした。
合言葉は、「今晩、飲みに行く?」ではなく、「今晩、飲まれに(泥に)行く??」でした、、。
恥ずかしい話し、私が今の嫁と初めて出会った場所も、ここ「流れ橋」でした、、。
仲の良いお客さんが、ジムニーも、オフロードも知らない若い女の子を連れてくるというので、私も良いところを見せようと、いつも以上に気合いを入れて走りました、、。
ですが、私の格好は、いつも通り「つなぎに長靴」、、。
嫁の、私の第一印象は、
「どこの農家のおっさん??」
だったそうです、、。
まさか同じ20代の、1つ年上の男だとは…。
当時の20代の男性と言えば、いしだ壱成とか、河合我聞などが代表格。
ジムニーと、泥ぬたのオフロードにはまっていた私は、同世代の男性とは程遠い格好をしていました、、。
日付が代わる時間までこの「流れ橋」でオフロードを堪能し、深夜1時頃洗車場で泥を流し、そこから1~2時間仲間達と語り合う。
家に帰るのはもう朝方の3~4時頃。
次の日も仕事ですよ!でも、次の日がちょっと眠たくても、しんどくても、やはり誘われれば現地へ行ってしまう。
若かったですね。今じゃ出来ません。
私の20代は、本当にジムニーとオフロードと仲間達でした、、。
そんな活動の中で撮った写真を、年賀状に採用し、よく友達に、
「相変わらずの様子ですね」
と言われたものです、、。
今回は、懐かしい写真が出てきたので、
自分の過去を振り返ってしまいました。
こんな特殊な20代を送った人間も珍しいと
思いますが、こんな私でも、今では家庭を持ち、二人の子供を育てています、、。