久々の車検に来てみれば、、、
皆様、GWは如何お過ごしでしょうか?
先週、久々の車検に行ってきました、、。
すると、基準が変わったり、手順が変更されたり、正直戸惑いました、、。
これでも、十数年前、毎日車検に来ていたんですよ…。ですが、最近では半年前にも検査基準の変更があったようで、久々に来てみれば初心者そのもの、、。やはり、ブランクが長いというのは、不利ですね~…。
まず驚いたのは、検査コースの入り口で、検査官が、何やらスマホの様な端末で、検査車のデータを一台ずつ入力しています。しかも、メーターの色や表示まで覗いて見に来るのです、、。以前はそこまで見られませんでした…。
そして、新しい基準から、検査官が検査コースに入場する前に、排気ガスを検査されます…。しかも、検査官の合図でアクセルを思い切り踏み込み、エンジンを吹かさなければなりません、、。以前は、検査コースの最後に、自分でブローブを入れ、⭕か❌を記録をすれば良かったのですが…。
これは何でしょうか?検査コースの入り口に近い所にあった、検査官のみ操作出来る液晶のタッチパネルです。持っていたスマホの様な端末と連携しているのでしょうか?(QR コードまであります、、)
この辺りの検査テスターは変わっていません。制御や操作が電子化され、今の時代らしくなった印象です。
今回、一番驚いた変更点は、これです、、。
なんと、ロービームでヘッドライト検査を行うのです、、!私が以前来ていた時は、必ずハイビームにして検査していたので、当たり前の様にハイビームにして、車を降りてテスターの動きを待っていると、
「ハイビームにしないで、ロービームにして下さい!」
マイクで検査官から放送がありました、、。
今は、まずロービームでヘッドライト検査のテスターを通し、ダメならもう一度ハイビームで検査するそうです、、。
いつから検査の方法が変わったのか検査官に聞いてみると、もう数年前からだそうです。
それほど、車検に私自身が来ていなかったのです、、。しかも、案の定ヘッドライト検査は「❌」でした…、。
今回車検に持ってきた車はマイクロバス…。付近の予備検査テスター場に入るかどうか分かりません、、。
仕方ないので、ロービームを壁に当て、以前のように左右のヘッドライトの光軸を合わせました。これは長年の経験で、次の再検査で通しました、、。(一般にはあまりお勧めしません、!ちゃんと付近の予備検査テスター屋さんに持ち込んで下さい)
残りは下回り検査と、最後のレコーダーにて、記録をします。
これは、レアなんじゃないでしょうか?この下回り検査のコースは、「堀り込みピット」になっているのですか、そこに入る入り口です、、。
普通車の検査コースは、大型車等の重量のある車も検査しますので、下回り検査はどうしてもこのようなピットが安全ですね。
ちなみに、軽自動車の検査コースでは、最後の下回り検査では、リフトが自動で上がります。検査官は上がったリフトの下に入って下回り検査を行います。
しかし、過去に何回か、このリフトやピットから脱輪した車を見ました、。堀り込みピットに進入の際に、ハンドルを切って脱輪したり、軽自動車の検査の時には、上がっているリフトの上でサイドブレーキを引かなかったり、、。
特に、ユーザー車検に来られた初心者の方は、何をするか分かりません。検査官もたまったもんではありません、。命の危険さえあります。
皆様、大前提として、
「検査コース上では、ハンドルを切らない」
これを、徹底して下さい。
一番危なかったのは、あるご年配の方が検査に来られていて、スピードメーターの検査中に、回転するローラーテスターの上でハンドルを切っていました、、!
タイヤがローラーの端に激突し、車が何度もジャンプしていました、、。
車は軽自動車で、FF車だったので、タイヤはローラーの上で回転するし、ハンドルもきれる…。しかし、何故回転するローラーの上で
ハンドルを切ろうと思ったのでしょう!?切った方向の障害物に激突するのは分かるでしょうが、、。
おそらく、初めてのユーザー車検で「テンパって」いたのか、、!
後は、軽自動車の検査で、リフトが上がって、下回り検査をする時に、サイドブレーキを引いていなくて、リフトの上で車が動きました、、!
リフトは上がり始めると、両端のスロープが上がってストッパーとなります。良かったですね。車がリフトから滑落しなくて、、。
こちらは幸い20数年の経験者ですから、そんな失敗も無いのですが、検査方法が変わったり、検査基準が知らない間に変わってしまえば、やはり戸惑います、、。まぁ、国土交通相の検査に関するHPを良くみれば載っているのですが、、。
皆様、ユーザー車検の際には、落ち着いて、検査方法を良く理解してから、コースに望みましょう。出来れば、よくユーザー車検に来ている業者の方なんかと、一緒に来てもらうのがベスト。ちょっとしたコツを教えてもらえます。
こちらは、今回はトヨタの新型コースターの事業用申請の新規登録。一度ヘッドライトは落ちましたが、新規コースでの計測、計量も無事に終えて、後は事業申請の新規登録を待つのみ。所有者をリース会社にして、税金もリース会社が払うというややこしい登録でした、、。更には、ある学校の送迎に使うのですが、その学校で車庫証明を上げている為に、使用者との関連を紐付ける書類も必要となりました、、。本当に、ややこしい…。
税金も申請を済ませて、いよいよナンバープレートをもらいました。いや~、久々の検査と登録。ややこしいし、戸惑いもあったなぁ~。