2カ月でなんと骨折2回!崖っぷちカーセールスライターの左手ブログ!

もう、車業界に身を置いて、22年になります。「カーセールスライター」というのを最近始めて、もう20数件のお仕事をさせて頂きました。ですが、7月に右足かかと粉砕骨折、10月1日に右肘開放骨折。セールスライターであり、現職の職人でもあり、車業界20年にして最大のピンチを迎えた最近、始めたブログです。こののび太のような状況を笑い、車業界などの話しを中心に楽しんで下さい!

久々の車検に来てみれば、、、

皆様、GWは如何お過ごしでしょうか?

 

先週、久々の車検に行ってきました、、。

 

すると、基準が変わったり、手順が変更されたり、正直戸惑いました、、。

 

これでも、十数年前、毎日車検に来ていたんですよ…。ですが、最近では半年前にも検査基準の変更があったようで、久々に来てみれば初心者そのもの、、。やはり、ブランクが長いというのは、不利ですね~…。

 

まず驚いたのは、検査コースの入り口で、検査官が、何やらスマホの様な端末で、検査車のデータを一台ずつ入力しています。しかも、メーターの色や表示まで覗いて見に来るのです、、。以前はそこまで見られませんでした…。

 


f:id:kamax8430:20180505231754j:image


f:id:kamax8430:20180505231833j:image

 

そして、新しい基準から、検査官が検査コースに入場する前に、排気ガスを検査されます…。しかも、検査官の合図でアクセルを思い切り踏み込み、エンジンを吹かさなければなりません、、。以前は、検査コースの最後に、自分でブローブを入れ、⭕か❌を記録をすれば良かったのですが…。

 


f:id:kamax8430:20180506135019j:image

 

これは何でしょうか?検査コースの入り口に近い所にあった、検査官のみ操作出来る液晶のタッチパネルです。持っていたスマホの様な端末と連携しているのでしょうか?(QR コードまであります、、)

 


f:id:kamax8430:20180506135607j:image

 

この辺りの検査テスターは変わっていません。制御や操作が電子化され、今の時代らしくなった印象です。

 


f:id:kamax8430:20180506135824j:image


f:id:kamax8430:20180506135906j:image

 

f:id:kamax8430:20180506135948j:image


f:id:kamax8430:20180506140014j:image


f:id:kamax8430:20180506140059j:image


f:id:kamax8430:20180506140121j:image

 

今回、一番驚いた変更点は、これです、、。


f:id:kamax8430:20180506140357j:image


f:id:kamax8430:20180506140423j:image

なんと、ロービームでヘッドライト検査を行うのです、、!私が以前来ていた時は、必ずハイビームにして検査していたので、当たり前の様にハイビームにして、車を降りてテスターの動きを待っていると、

 

「ハイビームにしないで、ロービームにして下さい!」

 

マイクで検査官から放送がありました、、。

 

今は、まずロービームでヘッドライト検査のテスターを通し、ダメならもう一度ハイビームで検査するそうです、、。

 

いつから検査の方法が変わったのか検査官に聞いてみると、もう数年前からだそうです。

 

それほど、車検に私自身が来ていなかったのです、、。しかも、案の定ヘッドライト検査は「❌」でした…、。

 

今回車検に持ってきた車はマイクロバス…。付近の予備検査テスター場に入るかどうか分かりません、、。

 

仕方ないので、ロービームを壁に当て、以前のように左右のヘッドライトの光軸を合わせました。これは長年の経験で、次の再検査で通しました、、。(一般にはあまりお勧めしません、!ちゃんと付近の予備検査テスター屋さんに持ち込んで下さい)

 

残りは下回り検査と、最後のレコーダーにて、記録をします。


f:id:kamax8430:20180506140239j:image


f:id:kamax8430:20180506140155j:image

これは、レアなんじゃないでしょうか?この下回り検査のコースは、「堀り込みピット」になっているのですか、そこに入る入り口です、、。


f:id:kamax8430:20180506150637j:image

普通車の検査コースは、大型車等の重量のある車も検査しますので、下回り検査はどうしてもこのようなピットが安全ですね。

 

ちなみに、軽自動車の検査コースでは、最後の下回り検査では、リフトが自動で上がります。検査官は上がったリフトの下に入って下回り検査を行います。

 

しかし、過去に何回か、このリフトやピットから脱輪した車を見ました、。堀り込みピットに進入の際に、ハンドルを切って脱輪したり、軽自動車の検査の時には、上がっているリフトの上でサイドブレーキを引かなかったり、、。

 

特に、ユーザー車検に来られた初心者の方は、何をするか分かりません。検査官もたまったもんではありません、。命の危険さえあります。

 

皆様、大前提として、

 

「検査コース上では、ハンドルを切らない」

 

これを、徹底して下さい。

 

一番危なかったのは、あるご年配の方が検査に来られていて、スピードメーターの検査中に、回転するローラーテスターの上でハンドルを切っていました、、!

 

タイヤがローラーの端に激突し、車が何度もジャンプしていました、、。

 

車は軽自動車で、FF車だったので、タイヤはローラーの上で回転するし、ハンドルもきれる…。しかし、何故回転するローラーの上で

ハンドルを切ろうと思ったのでしょう!?切った方向の障害物に激突するのは分かるでしょうが、、。

 

おそらく、初めてのユーザー車検で「テンパって」いたのか、、!

 

後は、軽自動車の検査で、リフトが上がって、下回り検査をする時に、サイドブレーキを引いていなくて、リフトの上で車が動きました、、!

 

リフトは上がり始めると、両端のスロープが上がってストッパーとなります。良かったですね。車がリフトから滑落しなくて、、。

 

こちらは幸い20数年の経験者ですから、そんな失敗も無いのですが、検査方法が変わったり、検査基準が知らない間に変わってしまえば、やはり戸惑います、、。まぁ、国土交通相の検査に関するHPを良くみれば載っているのですが、、。

 


f:id:kamax8430:20180506174412j:image

 

皆様、ユーザー車検の際には、落ち着いて、検査方法を良く理解してから、コースに望みましょう。出来れば、よくユーザー車検に来ている業者の方なんかと、一緒に来てもらうのがベスト。ちょっとしたコツを教えてもらえます。

 

こちらは、今回はトヨタの新型コースターの事業用申請の新規登録。一度ヘッドライトは落ちましたが、新規コースでの計測、計量も無事に終えて、後は事業申請の新規登録を待つのみ。所有者をリース会社にして、税金もリース会社が払うというややこしい登録でした、、。更には、ある学校の送迎に使うのですが、その学校で車庫証明を上げている為に、使用者との関連を紐付ける書類も必要となりました、、。本当に、ややこしい…。

 


f:id:kamax8430:20180506182106j:image

 

税金も申請を済ませて、いよいよナンバープレートをもらいました。いや~、久々の検査と登録。ややこしいし、戸惑いもあったなぁ~。