2カ月でなんと骨折2回!崖っぷちカーセールスライターの左手ブログ!

もう、車業界に身を置いて、22年になります。「カーセールスライター」というのを最近始めて、もう20数件のお仕事をさせて頂きました。ですが、7月に右足かかと粉砕骨折、10月1日に右肘開放骨折。セールスライターであり、現職の職人でもあり、車業界20年にして最大のピンチを迎えた最近、始めたブログです。こののび太のような状況を笑い、車業界などの話しを中心に楽しんで下さい!

頑張るママさんの、車を手放せない理由

最近仕事復帰したので、毎日の更新は難しいですが、出来る限り頑張っていきます。

 

本日、リサーチ中に、ちょっと気になるトピックを見つけました。

 

“自動車を保有している人が、生活保護の申請をしようとすると、処分・売却を指導される。自動車は「資産」だからだ。自動車保有を認められるのは、「公共交通機関の利用が著しく困難な地域に居住する者等が自動車により通勤する場合」「障害者が通院・通所・通学のために必要な場合」などが認められている。

 そのために自動車をもっていて生活保護を申請しようかと思う人は、自動車を処分することをためらい、生活保護申請をあきらめる。この生活保護の「自動車保有問題」は深刻な影響を与えている。”(しんぐるまざぁーず・ふぉーらむ様より引用)

 

地方在住で、小学6年生の女の子を育てる、とあるシングルマザーのお話しですが、バスが一時間に1本も無いような地域だそうです。うつ病が原因で、仕事が長続きせず、生活に本当に困窮していた時期もあった。しかし、若い時に買った軽自動車を現在も保有しているのです。

 

毎日の子供の送り迎え、食材の買い物、自分の病院への通院など、この車が無ければ日々の生活が成り立たない。バスの路線では、全ての場所に行き着けない。このママさんは、車ありきのそんな生活を、毎日過ごされています。

 

ですが、上記の引用記事にもありますが、

 

「車を保有していると、生活保護が受けられない」

 

のです。このママさんは、現在定職にも就かず、病気療養中です。それだけなら、生活保護を受ける資格が十分にある。ただ、車を処分する事が条件となる。結局、生活保護申請に二の足を踏んでいるのです。

 

現在は、児童扶養手当と、児童手当の52000円のみの収入だそうです。自宅は親族の持ち家に住んでいて、家賃はありません。フードバンクには登録していて、日々食い繋いでいる様子。再三生活保護の申請を勧められたが、子供の送り迎えなどを考えると、やはり車は手放せないと。地域によれば、毎日の生活の足として、車は必需品なのです。

 

こういった場合、特例として生活保護を受けられないものか?車は確かに「資産」ではあるが、この件については、「贅沢品」の部類には入らないのではないか?

 

このママさんにとっては、車はかけがえのない「生活の一部」なのです。

 

都市に住む人が、車は必要ない、興味がないと言ってるのとは次元が違う。明らかに生活保護を受けた方が収入になる。しかし、生活が苦しくても、車が手放せないと。

 

皆様、世間にはここまで切実な事情で、車に乗られている人もいるのです。我々車業界の人間にも、何か手助けは出来ないでしょうか?

 

フェラーリやポルシェを所有するお金があるのなら、たとえ一部でも、こういうママさん達に回せないものだろうか?