「歩者分離信号」への願い
— kamax 8430 (@8430Kamax) 2017年10月6日つい先日前に、また痛ましい事故がありました。
今だに、こうした事故が無くならないのは
何故だろうか?
「23日午前、兵庫県伊丹市の交差点で、自転車に乗っていた小学6年の男の子がトラックにはねられ、死亡しました。
午前9時20分ごろ、伊丹市鴻池の交差点で、自転車に乗っていた小学6年の男子児童(11)が、左折しようとしたトラックにはねられ、頭を強く打つなどして死亡しました。警察は、トラック運転手の黒岩正人容疑者(51)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕。当時、信号は青で、警察は、黒岩容疑者が左折の際に自転車に気付かず、そのまま巻き込んだとみて事故の詳しい状況を調べています。」
巻き込み事故を起こすのは、大抵が大型トラック、大型トレーラーではないだろうか?
原因はおおよそ検討がつくのだが、特に左折の際は、目視の先に障害物が見えないのである。左ドアの下のガラスまで、目視しているトラックドライバーは、一体どれだけいるのだろうか?
大半のトラックドライバーは、左折時は左後輪が縁石に擦らないか、左ミラーばかり注視しているのではないのか?
まだキャビンが交差点内にあって、横断歩道に進入する前であっても、左にハンドルをきって、車体が曲がりはじめたら、左ミラーしか見ていないのではないか?
周知の事実だが、大型トラックは少しでも車体が向きを変えると、途端に左側方に死角が出来て、情報が無くなってしまう。左前方であれ、フロントガラスから下は死角になる。
大型トラックの左折時の巻き込み事故が減らないのは、こうした原因からです。もう、昭和の時代から無くならない事故のひとつ。自動車の技術革新も進む中、なんとかならないものだろうか?
同じような年頃の子供をもつ私は、こんなつまらない事故で、お子様を亡くされた親御様の気持ちを思うと、やりきれないのである。
何十年も前から提唱されてはいるが、現在も実現されていない事項のひとつに、
「歩者分離信号」があります。
はるか昔、トラックの左折巻き込み事故でお子様を亡くされた、親御様が書かれた著書もあります。私も、全国全ての信号を、この「歩者分離信号」にすることに賛成です。
せめて、左折のみ矢印表示でタイミングを遅らせても良い。その時は、横断歩道の信号は完全に赤にすべきです。
私も子供達に横断歩道を渡る時は、右側からの車に気を付ける様に言っておりますが、遊びに行く子供の心境では、難しいものがあると思います。
それでは、大型トラック側に、右左折コーナーセンサーを付けて、障害物を感知したら強制的にブレーキをかける構造にするか?
それも必要だと思いますが、法律の上においても、
「歩者分離信号」がベストではないだろうか?