2カ月でなんと骨折2回!崖っぷちカーセールスライターの左手ブログ!

もう、車業界に身を置いて、22年になります。「カーセールスライター」というのを最近始めて、もう20数件のお仕事をさせて頂きました。ですが、7月に右足かかと粉砕骨折、10月1日に右肘開放骨折。セールスライターであり、現職の職人でもあり、車業界20年にして最大のピンチを迎えた最近、始めたブログです。こののび太のような状況を笑い、車業界などの話しを中心に楽しんで下さい!

「歩者分離信号」への願い

つい先日前に、また痛ましい事故がありました。

今だに、こうした事故が無くならないのは

何故だろうか?

 

「23日午前、兵庫県伊丹市の交差点で、自転車に乗っていた小学6年の男の子がトラックにはねられ、死亡しました。

午前9時20分ごろ、伊丹市鴻池の交差点で、自転車に乗っていた小学6年の男子児童(11)が、左折しようとしたトラックにはねられ、頭を強く打つなどして死亡しました。警察は、トラック運転手の黒岩正人容疑者(51)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕。当時、信号は青で、警察は、黒岩容疑者が左折の際に自転車に気付かず、そのまま巻き込んだとみて事故の詳しい状況を調べています。」

 

巻き込み事故を起こすのは、大抵が大型トラック、大型トレーラーではないだろうか?

 

原因はおおよそ検討がつくのだが、特に左折の際は、目視の先に障害物が見えないのである。左ドアの下のガラスまで、目視しているトラックドライバーは、一体どれだけいるのだろうか?

 

大半のトラックドライバーは、左折時は左後輪が縁石に擦らないか、左ミラーばかり注視しているのではないのか?

 

まだキャビンが交差点内にあって、横断歩道に進入する前であっても、左にハンドルをきって、車体が曲がりはじめたら、左ミラーしか見ていないのではないか?

 

周知の事実だが、大型トラックは少しでも車体が向きを変えると、途端に左側方に死角が出来て、情報が無くなってしまう。左前方であれ、フロントガラスから下は死角になる。

 

大型トラックの左折時の巻き込み事故が減らないのは、こうした原因からです。もう、昭和の時代から無くならない事故のひとつ。自動車の技術革新も進む中、なんとかならないものだろうか?

 

同じような年頃の子供をもつ私は、こんなつまらない事故で、お子様を亡くされた親御様の気持ちを思うと、やりきれないのである。

 

何十年も前から提唱されてはいるが、現在も実現されていない事項のひとつに、

 

「歩者分離信号」があります。

 

はるか昔、トラックの左折巻き込み事故でお子様を亡くされた、親御様が書かれた著書もあります。私も、全国全ての信号を、この「歩者分離信号」にすることに賛成です。

 

せめて、左折のみ矢印表示でタイミングを遅らせても良い。その時は、横断歩道の信号は完全に赤にすべきです。

 

私も子供達に横断歩道を渡る時は、右側からの車に気を付ける様に言っておりますが、遊びに行く子供の心境では、難しいものがあると思います。

 

それでは、大型トラック側に、右左折コーナーセンサーを付けて、障害物を感知したら強制的にブレーキをかける構造にするか?

 

それも必要だと思いますが、法律の上においても、

 

「歩者分離信号」がベストではないだろうか?