「自動車大国 日本」の矛盾
— kamax 8430 (@8430Kamax) 2017年10月6日皆様、いつもご覧頂き有難うございます。
本日もリサーチ中に、「自動車大国 日本」
の矛盾した現実を、指摘した書き込みがありました。
「業界の者です。今の時代安いお店は潰れると言うより自分でやめて車を業者オークションで売り違う商売を始める方が多くなっています
今は儲からない商売ですね
一台で何万~とか利益だけ見れば他の業界より単価は高いですが
時給計算すれば安い軽なんて高校生のバイトより悪い時も有ります
自動車販売はお金が掛かる商売です
それに疲れて違う業界に行く方も多いです
ここ5年で今ままでに無いくらいの車屋さんがやめています
これは最近の自動車新聞にも載ってました
特に安い軽自動車専門店は本当に儲からないので、無くなったお店も多いです
安い車はお客さんもわがままな方も多いですからね
お金は出さないが言う事は言う見たいな
ここ10年で安い車は驚くほど値段があがっています
まあ価格は同じですが、昔は3万㎞が買えたのに今は8万㎞とか
外装がきれいな物が買えたのに今は色褪せで外装ボロいとか
これからは安いお店はさらに無くなるので、行くとこまで言ったら
さらに価格が上がると言う業界人も多いです
車検も毎年改正で厳しくなっているし消費税も上がる可能性も有るね
今年はエアバックランプやその他ランプの検査で車検が通らない方が沢山出て安い車なら買い替えを仕方なくした方が多くいます
その分価格が上がる
車は乗れるのに法律が変わるから安く出来ない
ちなみに個人店は売った後はアフターの連絡なんてするお店の方が少ないね
安いお店はそんな手間かけていたら潰れます
安いお店のお客さんて連絡してもほとんど来ないです
それに店頭の車が売れなくても今の自動車店は
輸出や保険なども有るので、そちらの方が力を入れているお店も有る
日本人相手に店頭で売っているお店は儲からないし、手間なんだよね」
これが、現実なんでしょう。
しかし、相変わらず日本は、
「自動車大国」です。
現に、世界一の自動車大国であるアメリカでも、国内で一番売れている車は「トヨタ カムリ」です。次に、「ホンダ シビック」です。以下5位まで全て日本車です。
そして、世界一の自動車会社は、トヨタです。売り上げは一兆円越えですよ。その理由も分かります。海外の映像が映ると、大抵どこの国でも日本車ばかり走ってませんか?
これは、高度成長期より日本車を海外で売りまくった先輩方の努力の賜物です。私より年配の方々は、それだけ国産車を愛し、今でも乗り換えています。ご年配の方でも運転免許を返さず、車に乗り続けているのは、思い入れがあるからです。
では、世界一の自動車大国である日本が、何故自国の国民に売れないのでしょうか?
大いなる「矛盾」です。
トランプ大統領もおっしゃいました。
「何故日本人はアメリカの車を買わない?」
日本車の販売台数も減ってるのに、アメ車を買うはずがありません。
単純な理由を述べると、
「価値観が変わった」
ことです。
しかし、車を買わない方々の、価値観が勝手に変わったのではありません。
今までの環境、回りの環境が価値観を変えたのです。
次回は、その原因について幾つか挙げていきます。我々車業界の人間も考えさせられる内容だと思います。