「何処に並べばいいの!?」ユーザー車検①
— kamax 8430 (@8430Kamax) 2017年10月6日さて、今回も前回の続きで、
「ユーザー車検」を取り上げます。
いざ、陸運局に車検に行って、まずは窓口にて車検の書類を一式買いましょう。もし事前に整備記録簿をもらっていたら、買わなくてもいいです。ここで、買った書類に車検番号、ナンバー番号、型式などを書きます。面倒ですが、車検証を見ながら書いて下さい。
次は、書いた書類を持ったままあちこち「たらい回し」にされます。
大抵の事務所には、整備工場の人や、ガソリンスタンドのスタッフらしき人がいます。付いていって下さい。真似すれば良いです。
大まかな段取りとしては、「検査手数料を払う」、次に「重量税を払う」です。
普通車は、窓口で一括支払い出来ますが、軽自動車は窓口を回らなければなりません。別の機関が行っている為です。
それが終われば、検査の予約確認です。書類一式を「整備課」の窓口へ持って行きましょう(大抵は、別の建物)。そこのカウンターの上に、帳簿みたいな物が置いてあります。「予約確認お願いします!」声をかけて下さい。担当の方が居れば良いのですが、奥にいる場合もあるので。
ここで、前回言い忘れたのですが、
「前日までに、ネットで検査予約が必要」
なのです。これを忘れると、確認の時点で、
「予約無いわ、帰って下さい」
残酷なお告げをもらいます…。
泣いて頼んでもなかなかOKしてくれません。私も最初の頃はよく忘れて、色々な芝居を打ちました…。現在は難しいでしょうね。
もし会社員の方なら、せっかく休みを取って、車検に来たのに、また後日出直しですよ。
「もう休みが取れない!」
ここで言っても、「そんなこと知らん」と返されます。(この役人めが!)
冷たいですよ。予約しない方がダメなのです。国土交通相のHPで事前に予約出来ますので、ちゃんとしましょうね。それと、午前中は業者でいっぱいです。午後、昼の2時以降が予約も取りやすく、空いています。会社も午後休でOKですよ。半休にしましょうね。
ここがクリア出来れば、愛車に乗って、検査レーンに並びます。買った検査の書類の中に「検査用紙」があるのですが、ここで走行距離を確認しましょう。ここで書いてもOKです。
「何処に並べばいいの!?」
そうなりますね。「全自動 マルチコース」を選んで下さい。フルタイム4WD車も行けます。並びに乗用車が多いと思います。軽自動車の場合は検査レーンが少ないので、どの並びが「全自動、マルチコース」なのか歩いて見に行って下さい。間違ったら、途中で入れてくれませんよ。最後尾に並び直し。
普通車の場合、あと1、2台で検査コースに入る、という時に検査官が来ます。灯火回り、ホイールナット、車体番号の点検です。言う通りにしましょう。もし分からないこと、不安な事があれば、この時点で検査官に聞きましょう。(初めてなんです…とか)
軽自動車の場合は検査コースの最後でこれらの確認をします。逆に言うと、列に並べば、いきなり検査コースに突入です。緊張しますよね。
1つアドバイス。地域の車検場にもよりますが、最初に「排ガス検査」をする場合があります。バネの付いた汚れた棒をマフラーの中に突っ込みます。半分以上は入れて下さい。排ガスが多そう、自信の無い場合は、ちょっとずつ抜き気味にします…。
大抵は、検査コースの最後で「排ガス検査」をします。一度地方で、段取りが違う事がありました。初心者の対して、こういう説明が無いのです。
次回はいよいよ検査コースに突入!それぞれの検査段階でのポイントを、アドバイスしたいと思います。