2カ月でなんと骨折2回!崖っぷちカーセールスライターの左手ブログ!

もう、車業界に身を置いて、22年になります。「カーセールスライター」というのを最近始めて、もう20数件のお仕事をさせて頂きました。ですが、7月に右足かかと粉砕骨折、10月1日に右肘開放骨折。セールスライターであり、現職の職人でもあり、車業界20年にして最大のピンチを迎えた最近、始めたブログです。こののび太のような状況を笑い、車業界などの話しを中心に楽しんで下さい!

「大失敗レター」の分析

前回の「大失敗レター」の分析を、

今回はしようと思います。

 

ただ、前回のレターは、カーショップの新規オープンの案内の内容だったのですが、

皆様あんな文面じゃないでしょうか?

 

昔からよくある文面にならって、あのようなチラシを作っていませんか?

 

今だに、チラシや雑誌でもよく見かける文面です。以前不動産屋さんのアイデアを取り上げた記事がありましたが、あんなユニークで、目を引くコピーがありません。

 

さて、前回のレターは何が失敗だったか?

 

一番の要因を率直に言えば、

 

「自分の事しか言っていない」

 

これに尽きます。

私はクライアントにも様々なキャッチコピーや文面をアイデアとして持って行ったのですが、クライアントの強い希望により、昔からあるあのような文面でチラシを作成しました。私も全然実績が無かったので、言われた通りライティングしました。

 

それで、あの結果。マーケティングも戦略も何もない文面。しかも私とクライアントの関係も決裂。最悪の結果でした。

 

以前からよくあるチラシの文面が、

いかに現代に通用しないか?

これを半年後にクライアントに説明して、

ようやくちょっとずつ関係を修復しました。

 

まずは、目を引くキャッチコピー。最近は画像や動画も多いのですが、いかにまず見込み客の目を引くか?

 

この次は、いかにそれからの文面を読ませるか、興味を引く内容で続けます。私はここに「ストーリー」を持ってくるのが得意です。全く関係ないストーリーの様で、最後にはその商品が主役に躍り出る、そこを狙っています。

 

「セールスレター」の定義から言うと、ここに「問題提起」をします。統計やデータからなる証拠の提示、または見込み客が悩んでいるであろう問題の羅列。箇条書きが多いですよね?

 

次は、この色んな問題提起に対する

「解決策の提起」

です。 ここでよくある間違いが、

あなたの商品を紹介してしまうこと。

まだです。まだ引っ張って下さい。

それをすると、見込み客がここで読むのを

止めてしまいます。

 

「解決策の提起」でも、箇条書きが多いです。それは、ポイントが整理されて読みやすいからです。

 

次は、「お客様の声」を並べます。

その解決策によって、お客様がどう良くなったのか?どのような結果になったのか?

これは立派な証拠でもあるし、セールスでもあります。知らぬまに、「お客様の声」によって一番売り込まれているのです。

 

ここで初めて、あなたの商品の紹介です。

びっくりするような売り文句を考えて下さい。買わない方が損だと思わせるような。

 

この後に、保証も付けましょう。よくあるのは、返金保証ですね。どこのカーショップもやってないような、思いきった内容にして下さい。

 

最後にもう一度、商品の紹介、提示です。ここが弱いと、見込み客は離れてしまいます。

 

この流れに沿って文面を考えて頂くと、かなり反応率が改善されると、思います。前回の失敗したレターには、この要素は何も入っていません。

 

この文面は、チラシ、DM 、もしくはオンラインのメールマガジン、HP内の在庫車情報、ステップメールなど、様々な媒体で利用可能です。

 

どれか1つの媒体でも、この文面で反応があれば、他の媒体すべてに載せて下さい。売り上げが変わってくると思います。

 

あなたのお店でも、お金をなるべくかけずに、「セールスレター」から売り上げをあげてみませんか?