「需要と供給」のズレ!？
— kamax 8430 (@8430Kamax) 2017年10月6日
今日はタイムリーな話題から行きます。
私は大阪に住んでいますが、
昨日は台風が通って行きました。
特に雨、風が一番強まった、午後6時以降、
大阪、奈良の大動脈である、
「大和川」が、
氾濫する危険性が高くなってきました。
川の近辺にお住まいの方々は、
身の危険性を感じたでしょう。
ほとんど夜も眠れなかったでしょう。
私も知り合いがこの地域に多いので、
とても心配でした。
それから、午後8時以降、
今晩は眠れるのか、被害は出ないのか
一番心配な時間帯に、
テレビは一斉に「選挙速報」が
始まりました。
かろうじて10チャンネルは、
たまに台風情報に切り替えてましたが、
関東圏のニュースばかりで、
地元の情報は一切出ず。
河川の現在の状況がネットで見れる、
国土交通省の河川カメラのサイトは、
アクセスが集中して繋がらない。
ただひとつ、頼りになったのは、
被害の出そうな地域の若者達が、
氾濫しそうな河川のそばまで行って、
アップしてくれたTwitter。
「今現在、河川はこんな状況ですよ。」
「溢れそうです。避難して下さい！」
これ、一般市民のやることですか？
危険も省みず、報酬も無く、
警鐘の鳴らすために行動に出てくれた
その地域の若い世代に
感謝します。
ただ、スマートフォンを持たない
高齢者世代はどうするのか？
「テレビしかメディアが無い」
ご年配の方々はほっといていいのか？
昨日は私のスマホも、半日以上
避難警報が鳴り続けていました。
台風でも、地震でも、
津浪でも、大雨や洪水でも。
今の状況を知るメディアとして、
まずテレビをつけませんか？
政治組織が変わる瞬間の速報も
大事かも知れません。
それより、人命の危機を脅かす、
被害の速報、情報の方が大切ではないか？
各局の選挙報道は良いとして、
台風情報や、被害速報を
報道すべきではなかったのか？
今朝になって、やっとテレビ各局は、
台風の被害状況を報道しました。
事実、地域によって大和川は氾濫し、
駅が完全に水没、床上浸水、
線路の浸水、死者も出ました。
それより選挙の速報が大事ですか？
死者も出てるのに？
「テレビ」というメディアの墜落を
激しく感じました。
被害の出た地域の方が、言っていました。
「どうせ与党が勝つのに、選挙に興味は無い。それより、裏の川が溢れるかどうかだ。」
まさしく、テレビというメディアと、
民衆の感情のズレ。
需要と供給のズレ。
皆様、テレビはもう、
我々の危機管理を担ってはくれません。
災害時の報道、危機を報道してくれません。
熱くなりましたが、今日は何が言いたいのか？
あなたの業種、業界で、
顧客や見込み客と、これほどの
「感情のズレ」はないか？
再考して頂きたかったのです。
その業種、業界で、
顧客の感情、需要をガッチリ把握している
会社は続いています。
ファンも増えています。
今日のテレビ業界は、視聴者の意向と
なぜこんなにズレたのでしょうか？
「そう言えば、昔テレビってあったなぁ～」
将来、こんな事を言われなければ
いいのですが。
