2カ月でなんと骨折2回!崖っぷちカーセールスライターの左手ブログ!

もう、車業界に身を置いて、22年になります。「カーセールスライター」というのを最近始めて、もう20数件のお仕事をさせて頂きました。ですが、7月に右足かかと粉砕骨折、10月1日に右肘開放骨折。セールスライターであり、現職の職人でもあり、車業界20年にして最大のピンチを迎えた最近、始めたブログです。こののび太のような状況を笑い、車業界などの話しを中心に楽しんで下さい!

「たった10cm」の業界革命!

あまりマーケティングや、セールスレター

の話しばかりでは飽きると思うので、

やはり、車業界ならではの濃い話しもします

 

今から約20年前。

「軽自動車が新規格(大きく)になる!」

という、一大ムーブメントがありました。

 

平成2年以来の規格変更なので、

10年も経たない間に、またさらに

大きくなりました。

 

若い方は知らないでしょうが、

平成2年の規格変更も大きかったのです。

 

全長が320cmから、330cmと

長くなりましたが、それよりも、

 

排気量が550ccから、660ccになったのです。

 

この110ccのアップというのは、車が変わったような感覚でした。動力が全然違う!

 

まぁ、軽2輪一台分ですからね。

 

私は関西在住ですが、先輩方は、平成2年

当時の軽自動車に乗って、

 

「天理の坂で追い越し出来るで!」

 

と言って興奮していました。

(西名阪自動車道奈良県の天理~福住間の

軽四壊し!?の連続上り区間)

 

それで、各メーカー、一斉に新モデルを

投入したのです。(エンジンを660ccにして、

ちょっと大きいバンパーに変えるだけの車種も多かった…)

 

それからたった8年後。またもや新規格です。

全長も320cmから、330cmに延長されましたが、今回の目玉は、

 

「幅が130cmから、140cmに増えること」

 

です。たった10cm大きくなっただけですが、

これがどれだけ軽自動車に変革をもたらしたか!?

 

このたった10cmの幅の拡大に、

各メーカーは本気になりました。

 

あれだけ軽自動車では、幅に厳しかったのに、陸運局では左右1cm出ても車検に通らなかったのに、

軽自動車業界にとっては、産業革命となりました…。

 

そう、各メーカーは、

 

全軽四車種、一斉にフルモデルチェンジ!

 

となる大革命に打って出ました。

今後、二度とこんな革命は起こらないでしょう。今の日本は、こんなに勢いがありません。

 

製造現場は大変だったた思います。各車両工場一気にニューモデルですからね。徹夜も続いたんじゃないでしょうか?

 

各メーカー、よく新規格の、ニューモデルの

軽四車種を揃えたと思います。スズキや、ダイハツショールームに、新規格の新軽四車種が並んでおりました。

 

当時の、新規格車種に乗った感想を言うと、

 

「運転席に乗って、助手席のドアロックに

手が届きにくくなった」

 

これだけのことなんですが、当時軽四車種を

よく取り扱っていたお店にいたので、

体が震えるぐらい、驚きました…。

 

しかも遅れて3ヶ月後、

バンやトラックなどの商用車のニューモデルが、各メーカー出揃いました。

 

特に、新規格のニュー・バンの中に乗った時、室内が異常に広く感じました。

 

「普通商用車と変わらずに、荷物積めるんちゃうか!?」

 

当時、言った覚えがあります。

現に翌年、引っ越しの際に、レンタカーで

この新規格のバンを借りましたが、

一回で引っ越し出来ましたね~。

 

もう、あれから20年近く経ちますが、

次の軽自動車の新規格変更はまだでしょうか?